子ども食堂支援
子育てと福祉を応援しているまいぷれ津山市。
ワーカーズコープ事業団津山事業所さんと協力して子ども食堂開設に向けてお手伝いをしています。
「子ども食堂」
最近よく聞くようになりました。
全国的に凄く増えています。
ただ、どういうことをしているのかご存じでない方も多いと思います。
認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえの調査データを参考にできるだけ簡単に説明します。
※参考資料
2012年にスタートした「こども食堂」。
全国的に凄い勢いで増えています。
2023年の速報値で9000カ所を越えています。
驚くべきことに全国の中学校の数が約9000なので、ほぼ同じ数あります。
確かにすごい勢いで増えています。
ではその背景を調べてみましょう。
子ども食堂の背景の問題として忘れてはならないのが、「こどもの貧困率」です。
子ども家庭庁のデータによると
令和3年の日本の相対的貧困率は15.4%。
なんと7人に1人が貧困!?
その中で日本のこどもの相対的貧困率は11.5%。
特に深刻なのがのひとり親世帯の相対的貧困率の44.5%という数字。
単純に言ってしまえば、母子・父子家庭の貧困率が多く約2家庭に1つが貧困という衝撃の数字です。
貧困率自体が、DV・虐待・ネグレクトの温床となる可能性があるので、深刻な社会課題です。
子ども時代に家で孤食(1人でご飯を食べること)で家庭の温かみを知らないまま、大きくなって我が子の接し方・愛し方を知らない大人が、穏やかな家庭を築けるのでしょうか?
非常に多くの方が、
「子ども食堂」=貧困の子どもに食べ物を恵む。
と勘違いされています。
子ども食堂の活動は、おなかをすかせた子どもへの食事提供から、孤食の解消、滋味豊かな食材による食育、地域交流の場づくりと、さまざまです。
結果的に、貧困の子どもに食事を提供し、貧困対策になることもありますが、それだけを目的にして活動をしている訳ではないのです。
子ども食堂では無料・もしくは低額で子どもに食事を提供しています。
その多くは行政のサービスではなく、民間やボランティアの善意によって運営しています。
家で1人で食事を食べる子が、誰かと話しながら食事をする。
地域の人から何気なく気にかけてもらえる。
そんなちょっとした思いやりが大切なのだと思います。
殺伐としたニュースをよく聞く時代に人の優しさって素晴らしいと思います。
ただ残念ながら、他人から施しを受けるのは恥ずかしい事なので、自分の子どもを行かせたくないという家庭もあります。
「人から恵んでもらう=乞食根性が育つ」と実際に思われている方もおられるでしょう。
この考え方は根深いですね。
子ども食堂が地域に定着しない理由にもなっています。
子ども食堂の有無に関係なく、人から何かしてもらったら「ありがとう」と感謝する。
これは人として当たり前の事です。
その当たり前を教えてくれる大人が子どもの周囲にいないということが問題なのです。
元々あった地域のコミュティはほとんどなくなってしまいました。
子ども食堂が人と人の結びつきを当たり前に感じられるコミュニティの場になって欲しいと願っています。
子ども食堂で支援できるのは子どもたちだけではありません。
地域の高齢者のくつろぎの場としての役割や、赤ちゃんと一緒に一息つける若いお母さん達の交流の場。
約30万人いるとされている不登校の子ども達の日中の居場所など。
できることや可能性は大きく広がっています。
人手や資金の問題など、課題は沢山ありますが、地域の新しいコミュニティとして機能してくれることを期待しています。
他にも津山市内にもいくつか子ども食堂的な活動をしている団体もあるので、そういった団体との横のつながりを創っていきたいですね。
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
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